SDGs推進開始のお知らせ。

『鮨 しづめ』では、“Earth Day”の今日から、SDGsを推進します。

SDGsで掲げる全17ゴールのうち、鮨職人である我々が最初に取り組むべき課題として、第14のゴール「=海の豊かさを守ろう」に着目しました。 人々の食生活、そして鮨屋という我々の業態そのものを支えてくれている「海」の環境保全において、いま深刻な問題とされているのが、“マイクロプラスチックゴミによる海洋汚染”です。

「FSI海洋プラスチック研究」によると、毎年少なくとも800万トンにおよぶマイクロプラスチックゴミが新たに海へ流出し、そのうち2~6万トンは日本から発生したものであると推計されています。プラスチックは、安価で加工しやすい素材のため、我々もお土産用の「お醤油入れ」や「お醤油皿」などで使用していますが、一度ゴミとして海に流出してしまうと回収は困難で、自然に分解されるまでには、少なくとも100~200年、またはそれ以上の期間を要すると言われています。

マイクロプラスチックゴミが、海洋生物や環境に与える悪影響は未知数ですが、海洋汚染だけでなく、生態系への影響も強く懸念されています。


                  ※SDGs-14 イメージ画像ご提供:株式会社メンバーズ 様

海の豊かさを守るために、まずは身近なことから!!
『鮨 しづめ』ですぐに始められることとして、以下2つのアクションを始めます。

★メッセージカードの配布
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出前・テイクアウトメニュー、クール便おつまみセットをご注文いただいた際に、プラスチック容器の適切な処理を呼びかける、写真の様なメッセージカードを配布いたします。

※カード裏面には、こんなメッセージを込めました。

– 海 の 豊 か さ を 守 る た め に –
私たちの生活にかけがえのない「海」がいま、膨大なプラスチックゴミと排水などの影響で、深刻な汚染、生態系破壊の危機に瀕しています。
今、私たちにできる、最低限の環境保全として、お醤油皿、お醤油入れなど、不要となりましたプラスチック容器の適切な処分を、お客さまにお願いいたしますこと、ご了承ください。
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★海洋プラスチックゴミ対策への参加!
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本日「Earth Day (アースデイ)2021」を、 “鮨 しづめ SDGs 推進開始日” として、 2030年4月22日までの10年間、毎年この日の売上の一部を、マイクロプラスチックゴミ問題解決のために、寄付いたします。

※詳しい寄付先と寄付内容につきましては、さまざまな機関の方から活動内容のヒアリングを行っており、寄付方法についても確認中ですので、決定次第、当ページであらためて報告させていただきます。
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「SDGs推進」と呼ぶには、小さな小さな取組みですが、今日を皮切りに、まずは身近なことから。少しずつ、取り組み内容を拡げて行きたいと想います。

鮨 しづめ
店主
鎭目 英大

★「Earth Day (アースデイ)」について
「Earth Day」は、地球環境について考える日として提案された記念日です。

1970年アメリカのG・ネルソン上院議員が、4月22日を”地球の日”であると宣言、アースデイが誕生しました。学生運動・市民運動が盛んなこの時代に、「アースデイ」を通して環境のかかえる問題に対し、人々に関心をもってもらおうと、当時全米学生自治会長をしていたデニス・ヘイズ氏による、 全米への呼びかけへとつながりました。そして1970年、最初のアースデイは、延べ2000万人以上の人びとが何らかの形で、地球への関心を表現するアメリカ史上最大のユニークで多彩なイベントとなりました。

“なんでもない日”を「地球の日」に!
世界最初の 「アースデイ(地球の日)」は、1970年4月22日の水曜日。平日の “なんでもない日”が「地球の日」となりました。